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予防接種のご予約について

予防接種のご予約はお電話にて受付しております。
下記よりお問合せ・ご予約をお願いします。

※WEBでのご予約は受け付けておりません。予めご了承ください。

予防接種とは

予防接種とは予防接種とは、細菌やウイルスなどの病原性を弱めたり無毒化してつくる「ワクチン」の注射投与を指します。ワクチンによって抗体が作られれば、感染を防いだり、感染後の重症化を防いだりといったことが期待できます。
なお抗体とは、病原体と結合し、身体から排除する働きを持つ分子です。
当院では、肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンの接種などに対応しております。

当院が対応する予防接種

高齢者肺炎球菌ワクチン

肺炎の原因となる肺炎球菌に対するワクチンです。肺炎球菌は肺炎以外にも、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、敗血症などの病気の原因となります。
特にご高齢の方は、肺炎を発症後重症化するリスクが高くなります。肺炎やその重症化、そのほかの病気を予防するためにも、対象となる方は積極的な接種をおすすめします。

対象となる方

接種日の時点で神戸市に住民登録があり、これまで23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種したことがなく、以下の①か②のいずれかに該当する方

①本年度中(4月2日~翌年の4月1日)に65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の誕生日を迎える方

②接種日の時点で満60~64歳の方のうち、心臓・腎臓・呼吸器の機能・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害のある(身体障害者手帳1級を有する方および1級相当の障害を有する方)

神戸市の高齢者肺炎球菌
定期予防接種の詳細はこちらへ

インフルエンザワクチン

インフルエンザは、インフルエンザウイルスを原因として発症する感染症です。ほぼ毎年冬に流行を見せますが、その年によって流行するタイプが異なりますので、タイプを予測してつくられたワクチンの毎年の接種が推奨されます。
インフルエンザワクチンの接種によって、インフルエンザの発症と、重症化のリスクを下げられます。生後6カ月以上のすべての方の接種が可能ですが、1歳未満の乳児に対する効果は限定的と言われています。

神戸市の高齢者インフルエンザ予防接種の
詳細はこちらへ

 

2023年インフルエンザワクチン接種について

インフルエンザワクチンの予約枠を撤廃し、皮膚科のみである毎週木曜日を除きいつでも受けていただけるようになりました

毎月の受診時や、お買い物帰りに受けて頂くことも可能です。併せてご検討ください。
待ち時間や混雑具合が気になる方はご予約もお受けしております。お電話か受付窓口までお申しつけ下さい。
助成券など無い方は3,900円です。
※接種は中学生以上からになります。

インフルエンザワクチン接種が
望ましい時期とは

インフルエンザワクチンの効果は、接種後2週間ほどで現れ、その後約5カ月続きます。通常のインフルエンザの流行の時期から考えて、10月中旬~12月中旬ごろに接種することで、発症・重症化予防の効果が発揮されやすくなると言えます。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹とは

水ぼうそうにかかったときの水痘・帯状疱疹ウイルスが体内に潜伏し、過労・ストレスなどをきっかけとして活発化して発症するのが「帯状疱疹」です。
身体の左右どちらかに、不快な痛み、赤い斑点や水ぶくれが帯状に出現します。重症化すると、眠れないほど痛みが強くなります。

50歳以上の方は積極的に
帯状疱疹ワクチンの予防接種を
受けましょう!

帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかったことのある人であれば誰にでも発症しうる病気です。発症率は50歳頃から高くなり、その後も加齢に伴い上昇し、さらい帯状疱疹後神経痛(帯状疱疹の後も痛みが何年も残ること)といった合併症のリスクも高くなります。
帯状疱疹ワクチンの接種によって、発症率と重症化のリスクを下げられます。50歳以上の方は、積極的に帯状疱疹ワクチンを接種されることをおすすめします。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンの接種によって、帯状疱疹の発症率と重症化のリスクを下げられます。また、帯状疱疹後神経痛を予防する効果が期待できます。

帯状疱疹ワクチンの種類

帯状疱疹ワクチンは、以下の2種類に分けられます。

生ワクチン

※当院では、生ワクチンの取り扱いしておりません。予めご了承ください。

発症予防効果50%、帯状疱疹後神経痛のリスクを3分の1にする効果がございます。

接種後の予防期間 5年程度
接種回数 1回
不活化ワクチン(シングリックス®)

発症予防効果は50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%にのぼります。帯状疱疹後神経痛の予防効果も、88%と報告されています。
2020年に認可を受けた新しいワクチンです。

接種後の予防期間 9年以上
接種回数 2回
帯状疱疹ワクチンの
対象年齢・副作用

生ワクチン・不活化ワクチンともに、50歳以上の方が対象になります。
副作用としては、注射部位の腫脹や痛みが報告されていますが、いずれも通常は3~7日で落ち着きます。なお副作用は、不活化ワクチンの方がやや強く現れると言われています。

アレックスビー

アレックスビーとは

アレックスビーはRSウイルスワクチンになります。
RSウイルス感染症の発症や重症化を防ぐために開発されたワクチンです。
RSウイルスは成人の場合、診断が難しくあまり注目されていませんでしたが、高齢者にとっては死亡者数が多い感染症の一つです。
アメリカCDCによると、アメリカでは高齢者がRSウイルス感染により入院し、死亡するケースが多く、毎年6万人から16万人が入院し、6,000から10,000人が死亡していると推定されています。
日本でも、毎年60歳以上の成人でRSウイルス感染症により63,000人が入院し、4,500人が院内で死亡していると推定されています。
2024年になり、一般の高齢者向けにRSウイルス感染症の重症化を防ぐ目的でワクチンが開発され、接種可能となりました。それがGSK社の「アレックスビー(Arexvy)」です。

接種対象者

60歳以上のすべての高齢者が接種対象となります。
特に以下の方は接種することをおすすめいたします。
(60歳未満の方でも、以下の基礎疾患がある方は接種対象となる場合があります)

  • COPD
  • 肺気腫
  • 喘息
  • 心不全
  • 心筋梗塞、狭心症
  • 糖尿病、慢性腎不全
  • 血液疾患
  • 悪性腫瘍(がん) 免疫能低下
効果について

海外でまとめられた60歳以上のデータによると、RSウイルスワクチンの効果は以下の通りです。

  • RSウイルス感染の罹患率が約4分の1から5分の1に低減する。
  • RSウイルス感染による入院率が約5分の1に低減する。
  • 酸素供給や人工呼吸が必要な重症化のリスクが約5分の1に低減する。
副作用について
割合 症状
50%以上 接種部位の痛み
10%以上 頭痛、筋肉痛、疲労、関節痛
1~10%未満 発熱、接種部位の腫れ
1%未満 過敏症反応(発疹)、腹痛、悪心など

予防接種費用の一覧

内容 費用(税込み)
高齢者肺炎球菌ワクチン 自己負担4,000円(公費助成を適用後の料金)
以下①~④いずれかの方は無料(接種費用を全額市が負担)
①生活保護世帯
②市民税非課税世帯、
③神戸市発行の「公害医療手帳」をお持ちの方
④中国残留邦人等支援給付制度受給者の方
詳細はこちらへ
インフルエンザワクチン 助成券など無い方は3,900円
公費助成を適用後の料金は1,500円
以下①~④いずれかの方は無料(接種費用を全額市が負担)

①生活保護世帯
②市民税非課税世帯
③神戸市発行の「公害医療手帳」をお持ちの方
④中国残留邦人等支援給付制度受給者の方
詳細はこちらへ
帯状疱疹ワクチン(シングリックス®) 2回接種:44,000円
(1回あたり22,000円)
アレックスビー 27,500円

※ワクチン接種をご希望の方は、事前にご予約くださいますようお願いします。
※費用は予告なく変更することがございます。
※留学の際などに必要になる予防接種証明書作成には、別途費用(5,000円~)が生じます。詳しくは、お問合せください。
※現在アレックスビーは国や自治体の補助はありません。

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